第七怪 奇怪なきのこ

これはとある知人から聞いた奇怪な話。


三浦エリカ(24歳)は同僚の2人と一緒に、
「とびとび山」に山登りをしていた。

今まさに丸の内OLの間では空前の登山ブームが到来していたからだ。

エリカは丸の内OLとは程遠い、冴えない新潟のOLではあったが、毎月購読している女性情報誌「丸の内ピュア」に
「丸の内OLの間で空前の登山ブーム」の記事を読み同僚を誘いブームに乗っかったのである。

「とびとび山」は登山初心者向けの標高の低い山です。

ほんの1時間程度でエリカ達は頂上に到着した。

到着したエリカ達は各々で用意したお弁当を食べようとシートを広げた。

ふと目線を下にやるとそこにはなんとも奇怪なきのこが生えていた。
周りを見渡すとその奇怪なきのこは辺り一面にも所せましと生えていた!


その光景もまたなんとも奇怪だった。

これは確か、、、

リュックに入れてあった「丸の内ピュア」を開いて見る。

そこには奇怪なきのこの写真が載っておりその記事には、
「舐めると運気UP!!おかげで結婚できました!」などといううさん臭い記事が書かれていた。

しかし、結婚という言葉に弱い冴えない独身OLの3人にとってはワラにもすがるそんな気持ちで、少しだけと、そのキノコを舐め回した。

ペロリペロリッ!

運気を逃すまいとしゃぶりつく3人。

すると奇怪な事にしゃぶられた、キノコはみるみるうちに大きくなっていった。
3人は驚いた。

それでも舐め続けると
キノコから白い液体が

ビュッ! ビュッ! ビュッ!!!

その液体はエリカの顔面にかかった!

「キャー!!」

エリカは思わず悲鳴を上げた。

他の二人の顔面にも白い液体は勢いよく発射された。

なんとも奇怪に思った2人はすぐに顔をタオルで顔を拭き気持ちが悪いとその奇怪なキノコから離れて行った。
キノコが生えていないところでお昼を食べようと言った。

しかしエリカは逆だった。
大きくなったり白い液体を発射したり、その奇怪なキノコに神秘のようなモノを感じていた。

二人の目を盗み、待っていたサバイバルナイフでそのキノコを切って持ち帰ることにした。

スパッ、、、、、、、

なんのためらいもなくエリカはそのキノコを切り取った。

すると「ギャーーーーーーーーーーー!!!!!!!」

すぐそばの地面の中から男の叫び声がした。
先を歩いていた同僚の二人もこちらを振り返った。

切ったキノコの側面からは血のような赤いものがでて止まらない。

地面から男が飛び起きてきた。!

股間を押さえたまま、土まみれの男が転がって叫んでいる。

この奇怪なキノコは男のアソコだったようだ。
エリカはゾッとした。

とすると他のキノコも?

周りを見渡すと、そのどのキノコの下もモゾモゾ動いていた。
男の悲鳴を聞いて他のキノコの持ち主である男達は恐怖を感じ土の中からでてきたのである。

自分も切られたらたまったものではない。

土から出たばかりの男達は一斉に山を下りて行った。

…終わり

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